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Ava's Demon Chapter Five 和訳

ようやくChapter Five終わった。疲れた。

 

現在、Ava's Demon最新話はTwenty-Threeで、OdinとAvaのお喋りが堪能できます。しかし日々この作者の表現の幅が広がっていくのをひしひしと感じます。Webならではの仕掛けがふんだんに盛り込まれ、かっこいいビジュアルも相まって思わず何度もみちゃいます。

 

さて以下はChapter Fiveの和訳。今回も意訳しないと意味判らないところが多くて、早く馬鹿をやめてえという気持でいっぱいです。

 Chapter Five
315 「わたし……わたし何か思い出しそう!」「え、ほんと!? 大丈夫!?」
317 「起きたんだね! よかった! 僕たち何も知らないんだ、色々話してくれると助かるんだけど」(三文目完全に意訳。直訳=「ぼくの聞いてないことを長いあいだ話してくれることを期待している」だろうか? 馬鹿だからそれすらも……)
318 「待って、なにか持ってくるよ」
319 「大丈夫だとは思ってたよ。すごい快復力をもってるようだからね」(tough recoveryの訳し方がこれしか浮かばなかった)
320 「ぼくの名前はギル。ところで……」
321 「どうしたの、喋れないの? ぼくの言ってること判る?」(二文目意訳。Do you even understand me?は僕のこと判る?と訳されるんだろうけど、そういう意味では言ってないんじゃないかな?)
322 「どうしてわたしに良くしてくれるの?」「ん、えぇ?」
323 「あの……助けてくれてありがとう、ギル……でも……ここってどこ?」(where exactly are we?は「わたしたちはどこにいる?」という意味だが、こっちのが日本語っぽいなと思った)
324 「ここは僕の家、昨日ここにいたんだ。そしたら君たちの船が庭先に落ちてきたんだ!」(日本語にするとスッキリしてしまってこわい。意味が抜け落ちてる可能性アリ。front yardは庭先でいいのかな? Googleの直訳では前庭)
325 「生きてる人がいるなんて思わなかった、でもきみは強く引っ張られたように見えた! ひどい熱もあったようだし」
326 「まだ熱い! ねえ、君の名前は?」(by the wayは「ところで」だが……)
327 「アヴァ(ゲロゲロ)」
328 「ムフゥ!」(mmphは「こみあげる笑いをこらえるとき、口をふさがれ何か言うとき」の言葉らしいです。へ~)
329 「なんてこった!」(まあ!とか驚きの言葉らしいです。へ~)
330 「バスルームの場所教えてくれる?」(Could you point meってなんやねんって思ったけど、多分ニュアンスはこんな感じ。)
331 「う、うん、バスルームね。キッチンの方に……」
332 「ま、待って! 熱くないのか!?」(二文目意訳。ホントは「自分を傷つけるぞ」って意味だけど……)
334 「冷蔵庫に氷がある! だから何って感じか……」(Just so you knowで「一言いっておくが」とか「だからなんだというわけではないが」という意味があるらしい。ギルの貴重なノリツッコミ)
336 (バタン!)「ん、ここ燃えた森のような臭いが……」(Goshはニュアンス)
338 「うわあ、ダメだ! ダメダメダメダメダメ!!!」
339 (叩く擬音)
340 「一体なんなんだ、あの子!? どうやってこんなこと? 教科書になかったよこんなの……」(一文目マジで意味判らん。ニュアンスで訳した)
341 「うう、多分、ぼくはホントにこの手のことに向いてないんだな……」
342 「さあ……あなたは色んな事に向いてると思うわ、このアングルから見ると」
343 「ごめん、起きてるとは思わなくて……」「マギーよ。マギーって呼んで」
344 「こほ、こほ」
347 「あんたなんか最低」
355 「なんでまだ生きてんのよ、あんた」
356 「マギー、お茶が入ったよ。ハチミツはいる?」「うん、ちょうだい!」
357 「もちろん、紅茶にハチミツ、いれるわ」(この文、意図と文章自体の意味のすり合わせが上手くいかない)
359 「その、ギル、ひとりでここに?」「うん!」「16……17歳?」「19歳だよ」
360 「わたしと4つしか変わらないのね! 家だってなんだってあって……」「タイタンの研修生だからね。この家もぼくの勉強のために割り当てられたものさ。全部置いて今日出ていくのさ。全部履修し終えたからね。」(ギルの台詞かなりテキトー)
361 「ふうん、履修?」「医療の勉強さ。タイタン軍の医者になるんだ」(Huh? Traning?だけど前の台詞があるから意訳。todayも省略)
362 「軍って? タイタンって全部買収した会社じゃないの? 少なくてもこの宇宙の半分以上は自分のものなんでしょ? それに……」「何言ってるんだ! 彼らはビジネスでやってるんじゃない」
363 「タイタンは生き方さ」
365 「ああ。ごめん。まだ知らないひとがいるってこと忘れちゃうんだ」
366 「読んだ方がいいかも」(parhaps you should read this.という原文を綺麗に訳せないところで馬鹿が見え隠れする)
368 「彼がすべての始まりをつくった」
369 「そしてナイフで時間と空間をつくった」
370 「人生は彼の掌の中で始まった」
371 「そして彼の喉を覗くと、宇宙の全体が見える」(you can seeってあるけど省いた、文章に違和感あったので)
372 「ワオ。知らなかったわ。このタイタンって男……うん……なんというか……」
373 「素晴らしい? 奇跡的? 感動する?」
374 「え~~~~~~~っとぉ……!」
375 「あーもう。あの言葉ってのは、つまり、なんて言うか……」(those were all the words i was just about to sayって正しく訳せなくて正解だよね? なんか答え辛くて、言葉探してるように見えるんだけど、まあわたしはバカなので正しいかどうかは判りませんが……そのように……)
376 「彼は本当に素晴らしい存在なんだ。タイタンはぼくと君と、全部の生の根源なんだよ。彼は常に宇宙とすべての生命を見守ってるんだ」
377 「何百万人もの人々の技術と科学的な発見を手助けした」
378 「タイタンだけが不滅と永遠の幸福を知ってるんだ」(直訳だと「タイタンは不滅と永遠の幸福への秘密を知っている」になる)
379 「もしあなたの言ってるのがホントだとして……タイタンってホントすごいのね。だから、信者や兵士って……彼を助ける存在って感じ?」
380 「いや……仕事ってわけじゃない。君から見える通り、彼らは一番献身的な者から囲い込む。たくさんのボランティアをすると、報酬が貰える。」(二文目のyou can seeってまんまでいいのか? houseは囲い込むにしたけど、ニュアンス的に「忠誠心が高いものに囲ませてる」的な感じな気がするが、原文の意味から離れすぎちゃう)
381 「8年間、働きながら、彼らの医療プログラムで勉強しているんだ。新しい人生とキャリアを始めるために、節約して貯めたお金もある」(11歳から働いてるってことか??それともworkingは別の意味?)
382 「うう、すごい。わたし五分以上も勉強できない。あなた天才に違いないわ。どうしてそんなにタイタンのために尽くせるの?」(最後の文、直訳すると「どうしてタイタンのためにそれだけの時間と労力を浪費できるの?みたいな感じだったけど、まあこれでいいでしょう)
383 「まあ、個人的にね。でも……話しておこうかな。フォロワーって、ぼくの家族みたいなものなんだ。ぼくの人生は、彼らからの借り物って気がする。」
384 「小さかったころ、思うに四歳ってとこかな、両親とすばらしい海のそばに住んでた。」(二文目意訳した)
385 「晩御飯までには戻るって言ったんだ」
390 「でもその日は空から何かが落ちた」
392 「スカヴェンジャーズはぼくらの星に来て、奪っていく……」(stripは奪うって意味もあるらしい。へ~。しかしresourceが指すものがイマイチ判らない。今後のことを考えても、ギルの生活そのものってことか?よく判らないのでresourceは訳さなかった)
393 「……そして海は茹だっていく。」
394 「まるで酸になったかのように」
400 「その日ぼくは死んだ。」
401 「ぼくは死んだぼくを見てた。これがぼくの終わりか、と思った。」
403 「違った。」

 

以下は感想。

この回でタイタンという、ちらっと匂わされてた存在と、この作品の世界観が大まかに示されます。突然現れた(というかAvaたちが突然現れたんだけど)ギルの信仰心の厚さや、人柄、人生の深いところまで見れちゃいます。

 

そして何より、この作品の一番の特徴、Webという特性をつかったページも出てきます。このような仕掛けは今後も何度か出てきて、読者としてのぼくは素直に感心してしまいます。面白いな~この漫画、ってなる。