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結果無職

がんば

夜空の星

 バイトが終わり外に出る。1時55分。火照った体に冷たい風が心地よい。小雨が僕の住む貧民街(ガチ)を包んでいた。

 そこそこ明かりの灯った駅前を通り過ぎて、真っ暗な、寂れてしまった商店街を歩く。商店街の出口に赤くチラチラと光るものが見えた。おそらく救急車か消防車だ。あらら、と思いつつ、丁度通り道なのでガン見しながら明かりの元を目で手繰る。消防車だった。古びたアパートの前に停まっている。警察のチャリも3台停まっていた。舌打ちをして通り過ぎた。くたばれポリ公。

 川なのか下水道なのか判らない水の集まりをみつつ、ボーっと歩く。バイトの疲れで何も考えられない。ああ二日後?か三日後?もバイトだ、と泣きそうになりながら空を見上げると、雨が降っているのに星が見えた。

 バイトが夜遅く終わると、僕はよく空を見る。綺麗だなあ、とかそういうアレではなく、途方に暮れて空を見る。何も考えたくないので空を見るのだ。

 一番目立つのはオリオン座。あとはしらん。でもオリオン座だけは判る。綺麗だ。くっきりと見える。

 ドラマとかでよくある「空を見る心の余裕」云々の心境が判らない。俺が星を見るときは決まって途方に暮れている。

 唐突に畜生、と思った。

 自分を苦しめるものに対して思ったことには違いないだろう。が、自分を苦しめているものとは? 結局は僕自身なんだろうが、そこはひとまず置いておく。畜生。なんで俺は空なんか見なきゃいけないんだ。オリオン座なんて知らん。綺麗だとかはどうでもいい。なんでもいい。落ち着いて本が読みたい。美味しくご飯が食べたい。寝たい。やけどをしたくない。畜生。生きなければよかった。

 

 今朝は何も食べていない気がする。起きた時間を忘れた。

 昼はご飯に茹でたキャベツをのせて食った。偏差値低い。

 バイト前は緑茶を腹いっぱい飲んだ。

 今はパンを食っている。粒あんマーガリン大好き♡

 

 明日は2限からだ。起きれると嬉しい。いや、まず寝れるだろうか。